紫微斗数占星術
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日本の神々を訪ねる神社参拝の旅!
~天を味方に呼び込むためには~

星読みカウンセラー  高宮和人


中国の古い諺(ことわざ)に

1.命(めい)
2.運(うん)
3.風水(ふうすい)
4.積陰徳(せきいんとく)
5.唸書学問(ねんじょがくもん)

というものがあります。

初めの『命』というのは宿命の命であり、まずは自分自身を知ることが大切だよ!といってます。
次の「運」とは運命のこと、すなわち運命(運気)の流れを知ることの大切さを伝えています。
そのうえで「風水」(現代でいえば、後天的な開運法全般ともいえます)などを活用して、運気を改善させると良いということです。
「積陰徳」とは人知れず良いこと(善なる行い)をすること、「唸書学問」とは、本を読み勉強をする(教養を身につける)ことです。

宿命を知るには命術といわれる紫微斗数やインド占星術、西洋占星術などがありますが、紫微斗数占星術は占いの本場・台湾では、最も人気がある命理として知られています。
命盤には持って生まれた運命の縮図(設計図)のようなものが秘められているため、何も知らないで普通に生きて行けば、命盤通りの人生を歩むことになります。
ご自身を知るということは、まさに「転ばぬ先の杖」を手に入れるようなものです。

占い師って運命の医者?

あなたは自分のことを、誰よりも知ってますか?
迷わずにハイ!と答えた人には、占いなんて必要ないかもしれません。
きっと自分の力で運命を切り開いていける人でしょう。
しかし人間とは、いつも強いわけではありません。
時には悩み、時には苦しみ、一人では解決できないこともあるでしょう。
そんな時には占いで、アドバイスしてもらうのも一つの選択だと思います。
本来、占いとは学問です。
しっかりと学問として学ばれた方は、しっかりと解決策までアドバイスして下さるでしょう。

 

運命とは決まったもの?

私達は生きる中で、色々なことを経験します。
楽しいことや嬉しいこと、辛いことや悲しいこと….
初めて会ったのに恋に落ちていったり
好きな人と結婚できなかったり、大切な人を亡くしてしまったり

そんな時には何故か「運命だったんだよ…」こんなことを言ってしまいます。

妙に説得力がありますよね。
まるで、ずっと昔から決まっているかのような、不思議な響き…
逃れられない、未来を暗示するような不思議な言葉。
それが運命という言葉です。

では人は、運命通りに生きていくのでしょうか?
答えは「ノー」です。
確かに生まれた時には先天運といって、人の運命の7割程度は決まっています。
四柱推命や紫微斗数、西洋占星術など命術を観る占いでは、それがある程度詳しく出て来ます。
しかし残りの3割程度は決まってません。
残りの3割の運命をどう変えていくかで、人生に大きく差が出るのです。

『運命=宿命×先天的な環境×後天的な環境』

運命にはこのような方程式があります。

人として生まれてきたことや、いついつに生まれたという生年月日。
男性として生まれたか、女性として生まれたか?など、変えることが出来ないことを「宿命」といいます。
どこの国のどんな家系に生まれ、どんな両親のもとで、どんな家族がいて…これらも変えようがありません。
生まれた時からある環境のことを「先天的な環境」といいます。
さらに、育っていく時の環境もあります。
両親からつけてもらった名前、両親の経済状態や教育、食生活、習い事、友人知人、また、趣味や思想や恋愛…など
これら成長していく過程での環境のことを「後天的な環境」といいます。
ですので、遺伝子がほぼ100%同じ(一卵性双生児)と言われている双子の人は同じ運命になるような傾向があっても、
後天的な環境を自分自身で選べるので、それぞれ違った人生になるわけです。
なぜなら私達人間には、他の生物では選べない自由意志を与えられているからです。
ですので、宿命や先天的な環境は変えることは出来ませんが、後天的な環境は、全てではないにしろ変えることが出来るんです。

『未来は本人次第でいくらでも変えられるし、自分で選べる』ということですね。

そういう、運命は決まってないんだよ…いくらでも変えることが出来るんだよ…
ということが書かれた有名な書物『陰騭録(いんしつろく)』を紹介したいと思います。

袁了凡(えんのりょうぼん)は若い時、ある占いの翁(おきな)にことごとく自分の運命を言い当てられてしまい、人には決まった定めがあり、それはどうすることもできないという宿命観に陥った結果、煩悩や欲望を一切捨てて生きていました。
そんなある日、雲谷禅師(うんこくぜんじ)と出会います。
そんな袁了凡を見て雲谷禅師は感服していましたが、ある日「あなたはお歳が若いのに似合わず、非常にお出来になっておるようだが、どういう修行をされたのか」と問われます。
そこで袁了凡は、「別に修行なんてしておりませんが、少年のときに、これこれという次第で占いの翁に人相を観てもらって、いろいろと予言された。それが一つも狂わなかったので、それ以来余計な煩悩やあがきを一切止めました」と答えます。
それを聞いた雲谷禅師は「なんだ、そんなことか。それではまことに君はくだらぬ男だ」と吐き捨てて言うのです。
袁了凡がその理由を尋ねると、【人の運命が初めから定まっておるものなら、何故に釈迦や孔子が苦労したのか。偉大なる人が学問修養したのは、それによって人物を創ることができるからだ。運命というのは変えていくもの、創造していくものだ。確かに『命』というものは存在するが、人はその『命』を知り、『命』を立てることができる。自ら立てるもの。人間以外のほかの動物にはできないことを人はやることができる。即ち真の運命とは、命を知り(知命)、命を立てる(立命)ことである。人とはどういうものであり、いかにすればどうなるかということを研究し、それに従って自らを創造することができるところに万物の霊長たる意味がある。命は我より為すものである。今日ただ今より、新しい人生を生きよ。】と説かれたのです。

袁了凡は愕然として悟り、発奮して学問に励み修身勤しんだところ、占いの翁の予言したことは以降ことごとく外れた、
という話しです。

~立命の書 陰騭録より学ぶより~

 

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日本で知られているメジャーな占い

タロットカード

タロットカードは大アルカナ(22枚)と小アルカナ(56枚)、計78枚のカードによって占う卜術です。占う事柄によって適したスプレッドと呼ばれるカードの並べ方によって、カードが象徴していることを読み解いていきます。相手(第三者)の気持ちがよくわかることが特徴的で、近い未来(3カ月程度)のことを占うのに、最も適した占術ともいえます。また、似ているものにルノルマン・カードというものがあり、36枚全てのカードを並べて占うグランタブローは、タロットカード並みに読み取ることができるため人気のあるカード占いです。

数秘術(すうひじゅつ)

数秘術とは生年月日や名前を数字に置き換えて、導き出す占術です。有名なものにはピタゴラスの数秘術やカバラ数秘術などがあげられますが、これらは西洋系の数秘術で、東洋(日本)にも似たような占術があります。別名、裏気学とも呼ばれているのが数理(すうり)占術というもので、こちらも生年月日や名前を数字に置き換えて、数理盤というものを用いて占うのが特徴的です。数秘術の計算方法は解釈が異なる場合もありますが、基本的には生年月日や名前から直ぐに計算して分かるため、手軽にできる占術として人気があります。

宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)

文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経(もんじゅしりぼさつきゅうしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)。正式名称があまりに長いため、略して宿曜経と呼ばれています。宿曜占星術は中国の僧侶がインドから持ち帰り、中国で唐の時代に宿曜経として確立されました。それを日本に持ってきたのが有名な「弘法太師・空海(くうかい)」です。密教の経典の一つで宗教的要素が強いため、輪廻転生の概念が濃く出ており、秘伝とも言われている三九の法は人間関係の因果を見るのにとても優れています。

易(えき)

易占いには主に「周易」と「断易(五行易)」があり、日本では習得しやすい周易が人気のようです。易を一言で表すとすれば「森羅万象すべての働きを六十四卦の働きで言い表している奥深い学問」と言えるでしょう。その奥深さゆえに「易を学べば人生に大過なし」とも言われています。古代中国においては国の政事など決定する時には占いを頼りにしてきました(亀の甲羅を灼き、そのひび割れた形から事の吉凶を占っていた方法でこれを亀卜といいます)。これは現在の日本の皇室でも使われている占いですが、今はサイコロやコインを使って簡易に占うのが主流です。

奇門遁甲(きもんとんこう)

奇門遁甲とは中国の三式の一つで、元々は軍略・戦術のために使われたもの。甲が遁れる(身を隠して逃げる)ことから「遁甲」といわれており、諸葛孔明が使った術として知られています。日本では方位術として主に活用されていますが、本場の中国などでは卜術として使われています。奇門遁甲は「十干(天盤・地盤)・八門・八神・九天星・九宮」といった要素を使うためとても複雑で、日本ではより簡単な九星気学が広まったといわれています。(九星気学とは奇門遁甲の九宮という部分を取り出し、陰陽五行説や干支学、易の八卦などを組み合わせて創られたものです)

風水(ふうすい)

風水は古代中国を起源とする環境学・空間設計の思想であり、「気(エネルギー)」の流れを読みとって調整し活用する術です。風水の種類は「地理風水」「陰宅風水」「陽宅風水」の三つに大きく分けられ、地理風水は都市づくりに使われる風水です。日本では京都の都づくりに活用されたり、江戸の街(現在の東京)は人工的に創られた風水都市として有名です。陰宅風水とは死者を埋葬する土地を決める風水であり、陽宅風水とは生活や仕事をする人の住居やオフィスをみる風水です。日本で知られている墓相や家相などは、風水を日本の風土に合わせた生活の知恵ともいえるでしょう。

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