言霊推命姓名判断

名前とは言霊(ことたま)にとても影響を受けるものです

姓名判断はどのようなもの?

姓名判断とは、良く知られている占いの一つです。日本で姓名判断と言えば、多くの人が画数による姓名判断を思い浮かべるでしょう。では何故、名前がそんなに人生に影響を及ぼすのでしょうか?それは名前とは、働きを表すものだからです。例えばここに1枚のタオルがあるとしましょう。真ん中に線を引き、右にはトイレ用、左には神棚用と書いて切り離すと、そこからそれぞれの働きが変わってくるわけです。トイレ用は汚い所を掃除するので汚れるのも早く、捨てられるのも早いでしょう。しかし神棚用は綺麗に使われて、あまり汚れることもなく大切に長く使われていくでしょう。すなわち運命が変わるということです。ですので姓名=生命というように、良い名前をつければ運が開きやすく、悪い名前をつければ運が遠のきやすいという風になるわけです。

他の占いでも色々な流派があるように、姓名判断でも同じです。日本では、画数を主として見る姓名判断法が多いですが、画数による判断法の基本は五格を見ることです。特に重要視されているのが、人格と総格と言われています。

*天格=姓(苗字)の画数の合計で、先祖から与えられた運を表します。これは、先祖から受け継いだものなので変えようがありません。五格の中では、一番重要ではないと言われています。

*地格=名前の画数の合計で、出生時から青年期までに強く影響すると言われています。健康や家庭、友人運など、人生の基礎となる運勢を表しているようです。

*人格=姓の下の文字と、名前の上の文字を足した画数で、総格と共に重要視されている格です。人の格と書くように、その人を形成する大事な部分で、性格や才能などを表すと言われています。

*外格=姓の上の文字と名前の下の文字を足した画数で、対人関係や異性関係、周囲との環境を表すと言われています。ここの格も、天格についで優先順位が低い格と言われています。

*総格=姓名すべての文字の合計数です。全体運や生涯運を表し、一番重要な格と言われています。特に晩年期(40~50以降)の運勢に強く表れるようです。

言霊推命姓名判断とは?

言霊推命(ことたますいめい)姓名判断とは、音霊(おとたま)から見ていく言霊姓名判断と十干十二支の五行バランスを見る四柱推命を合わせた姓名判断です。

名前とは、例えて言うなら「その人に着せた洋服」のようなものです。そして誕生日とは、その人のありのままの姿を表します。良い洋服を着れば運勢も良くなるし、ボロボロの服を着てしまえば運勢も悪くしてしまいます。また、その気になれば名前を改名したりペンネームを使うことによって、後天的な運を変えていくこともできます。特に女性なら、結婚して姓が変わりますから運勢も変わってきます。姓名判断と言われるものの多くは画数をもとにして占っていますが、画数だけの占いは、例えて言うなら洋服の柄だけを見て占っているようなもので、着ている本人に似合うかどうか、デザインやサイズはどうなのか?などはあまり気にしてません。

例えば双子の子供に、一方は運子(うんこ)さん、もう一人は愛子(あいこ)さんと名付けました(こういう親はいないと思いますが)。この2つの名前、画数はすべて同じ(天格・人格・地格・外格・総格)ですが、もしあなたが男性なら、どちらの女性とお見合いしたいと思いますか?そして、その二人にどんなイメージを持ちますか?同じ生年月日、同じ名前の画数ですが、きっと二人は性格も運勢も年を取るごとに変わっていくことでしょう。

その名前の力、言い換えれば言霊(ことたま)の力が、外側から相手の印象を作り運勢そのものを変えていくのです。運子さんは運子さんらしく、愛子さんは愛子さんらしく、名前を付けられてから成長していくのです。 画数占いは、数霊(かずたま)という文字の持っている運を見て占いますが、名前に限っては、言霊(ことたま)の方が運勢に及ぼす影響が大きいのです。また、その付けた名前の字の意味、字義も大事です。悪いことを連想する字や暗い、辛い、悲しい、冷たいなど、マイナス的なこと(負)を感じる字は避けた方が無難です。特に赤ちゃんの名前というのは、親が子供に対して送る初めてのプレゼントです。お子様が将来的に健康で幸せになって欲しいと思いながら、親がつけるのが名前というものです。できれば運が開いていく名前をつけてあげたいものですね。


*名前には、数霊や言霊(音霊)、文字霊(もじたま)などがあり、数霊とは数で意味が変わること、音霊とは音でイメージが変わること、文字霊とは文字でイメージが変わることです。私が使う姓名判断とは、四柱推命から見た木火土金水(五行の気)を出し、言霊姓名判断で見ながら強めたい気や伸ばしたい気(発展運や人気運、芸術運など)の持つ名前をつけていこうというものです。陰陽のバランスも見ながら、画数は総画数で良い数を選ぶようにしています。