京都のおすすめは貴船さん。八幡様なら、男山の岩清水さんへ!
前回に引き続き、京都の神社のお話です。
京都に流れる川といえば鴨川。
毎年5月から9月にかけては、夏の風物詩となっている
鴨川納涼床(かもがわのうりょうどこ)
川面に席が設けられて、川沿いで食べる料理とお酒…
風情を感じながらのひとときは、至福でしょうね。
(ん~、経験してみたい!)
また、川沿いはカップル達💕の
デートスポット?にもなってます。
そんな鴨川の水源地にあたり
神代の昔から降雨、止雨を司る水の神様として
崇敬を集めているのが
貴布禰総本宮の
貴船神社(きぶねじんじゃ)です。
約1,600年前の創建といわれており
初代神武天皇の母、玉依姫命が
黄船に乗り、淀川・鴨川をさかのぼって、
その水源にたどり着いたのが、
現在の奥宮の地だったそうです。
そこで、水神を感得し
ご社殿を建てたと伝えられています。
貴船神社がある貴船山は
京都の北の方に位置する所にあり、すぐ近くには
鞍馬天狗で有名な鞍馬山(鞍馬寺)があるんですよ。👺
川(河川)=水というのは、人間にとっては
なくてはならないもの。
世界の四大文明をみても、すべて川の側から発展してる
まさに、命のもとなんです~
賀茂川(鴨川)の要所要所に、風水でいう
龍穴(大地の氣が集まっている場所)があり
そんな所に貴船神社、
上賀茂・下鴨神社があるんですね。
貴船神社は
小ぢんまりとした神社ですが、
ご祭神は高龗神
(たかおかみのかみ)
神話に出てくる闇龗神
(くらおかみのかみ)と同じ神様と言ってます。
何か「龗」という漢字を見ても
「雨」冠に「口」が三つに「龍」
やっぱり龍神さんですね!
力強く、パワーのある龍神さんだそうですよ。
そもそも龍神とは、エネルギーの塊(かたまり)
空をゆらゆら飛びまわる
神仏の眷属(家来)であったり
神仏の乗り物であったり
時には、ご神霊直々の化身であったりするんですね。
龍🐲にはパワーの象徴で
ある角(つの)があるんですが、その角とか髭
手足がとれて、いかつい顔が可愛くなって
地に降りたのが蛇=蛇神(だしん)
龍神さんは珠(たま)を持ってますが
あれ、大事な珠なんです。
如意宝珠(にょいほうじゅ)と言って
意の如く、願いを叶える宝の珠
意味はそのままなんですが
無くなったら、どうなるんでしょうかね?
もしかして、蛇に降格???
しないですよね(笑)
蛇さんは珠を持ってないので
龍神さんみたいなパワーはありませんが
より私達の世界に近いため??
金運や失せ物探しは得意分野です。
だから白蛇は金運の神様って
言われるんですね!
ちなみに、私は蛇🐍が大の大の苦手です
とても可愛いなんて思えません~(´・_・`)
金運は欲しいですが…😅
きぶね(貴船)とは「気生根」
「気力」が「生」ずる「根源」の神ということで
きぶねと言う地名が付いたとか。
元気になると運も開くため、水の信仰だけでなく
運気開運や諸願成就の神としても
信仰が篤かったそうですよ。
本宮を参拝した後には奥宮へ
その帰りには結社(ゆいしゃ)に参るのが
昔からの習わしだそうです。
ここの結社は縁結び(ラブ💕運)としても有名です
平安時代の女流歌人・和泉式部(いずみしきぶ)が
恋の歌をうたったと言われてます。
また、奥宮からくる途中には
相生(あいおい)の杉があります
樹齢1,000年ともいわれ
同じ根から生えた2本の杉の寄り添う姿が
仲睦まじい老夫婦にたとえられ
相生(相老)の杉として親しまれていますよ。
あとは名物?の水占おみくじ
ここのおみくじは、水にぬらすと浮き出てくるんです
水の神様の粋な計らい?なのかも(笑)
また外国人の観光客のために
おみくじのQRコードを読み取れば
英語及び数か国語の言語に翻訳してくれるとか。
これ、goodアイデアですね!
時代も段々、ハイテクになってま~す。
貴船の神様には、やる気や根気が欲しい時、
失恋や人間関係に疲れた時などにも
参拝するといいそうですよ。
参拝後は貴船の宿に泊まるもよし
料理を堪能するのもよし
貴船川に隣接する旅館では
季節によっては川床で
京会席が楽しめる所もあるそうです。
う~ん、貴船の川床
堪能してみたいですね~。
さて、次は日本三大八幡宮の一つである石清水八幡宮です。
京都御所を中心に
東北の鬼門にあたるのが比叡山の延暦寺
伝教大師・最澄(さいちょう)が
開祖した天台宗の総本山で、以前ブログで紹介した
三面大黒天さんがいる場所ですね。
そして西南の
裏鬼門にあたる所に創られているのが石清水八幡宮
京都は風水都市なので、鬼門に延暦寺
西南に八幡宮を
置くことによって鬼門封じしてたんですね。
石清水八幡宮は宇佐神宮の御神託によって
京の都に勧請した神様ですが
武将が崇敬した神社でもあり
戦の前には必勝祈願がよくされていました。
男山は、桂川・宇治川・木津川と三つの川が
合流する淀川の地点にあり、神社でありながら
元々は、僧侶が開いた神仏習合の神社なんです😲
石清水は男山の頂上にあるので、
ケーブルカーを乗って行くか?
表参道を時間をかけて歩いて行くか?
(ちなみに、車でもいけます)
選択権は、あなたにありま~す(笑)
元気もりもり(森森??)の人は是非
チャレンジしてみてくださいね!😃
歩いて行く人は、一の鳥居の「八幡宮」の額に注目!
八幡様の神使が鳩だと言われてるので
「八」の字が、鳩になってます
こんな遊び心、良いですね。
八幡様と言えば、全国神社界?の派閥でも
その数はすごいものです。
えっ、そんなにたくさんの神社があったら
神様の力、弱くなるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、逆なんですね!
神様というのは、例えるならば
ろうそくの火のようなものです
ロウソクって、新しいのに火を移しても
消えませんよね?
全国に分社があるということは
ろうそくの火をもらうようなものです。
その沢山のろうそくの火が一つになったらどうですか?
炎は1本の時よりも大きくなるんです。
だから、分魂を出せば出すほど
お社が、増えれば増えるほど
力が強くなるんです💪💪💪(←力こぶ)
だから、心配しないでくださいね!
岩清水の神様のご神徳には
厄除開運・合格祈願・必勝祈願とありますが
会社を発展させたり、経済戦争に勝ち抜くといった
「勝つ」パワーや「戦略」が必要な経営者
営業やマーケティングに携わる人にも良いそうですよ。
恋💘に勝ちたい人にもおすすめです!
日本屈指の戦略家・楠木正成公が信仰してたり
石清水の神様を鎌倉に勧請して
鶴岡八幡宮を建立したのは
1192(いいくに)創ろう鎌倉幕府の源頼朝。
学校で覚えさせられましたね。
(これしか覚えていませんが😁😁😁)
源氏が頂点を極められたのは
石清水八幡宮の神様の
厚い守護だと言われています。
また、経営の神様と言われた松下幸之助氏
彼は、町の小さな電気工場だった頃から
毎年年頭にあたって、石清水に参拝し
その年の指針を社員に発表してたそうです。
本殿参拝後は、裏参道の中腹にある摂社
石清水社に立ち寄ってみたらどうでしょうか?
ここは八幡宮が遷座する以前からあるお社で
今も霊水が湧き出る、井戸があるんです。
井戸が昔からあるということは
井戸(水)の神様🐍🐉がいるんですね
厳冬にも凍らない霊水なので
パワーがあるのでしょう。
(今は水は汲めないし、飲めないそうです)
関西に住んでる人や旅行に行く人には
足を運んでもらいたい神社の一つです。
京都は色々あって、いいですね!
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