椿大神社は三重県にある一之宮。２，０００年以上の歴史ある神社なんです。

三重県といえば伊勢神宮が有名ですが
三重には5つの一之宮神社があります。
（＊一之宮とは、ある地域の中で最も社格の高い神社のこと）

伊賀国の敢國神社（あえくにじんじゃ）

志摩国の伊雑宮（いざわのみや）と
伊射波神社（いざわじんじゃ）

伊勢国の椿大神社（つばきおおかみやしろ）と
都波岐奈加等神社（つばきなかとじんじゃ）

そのうちの一つである
椿大神社は猿田彦大神
（さるたひこのおおかみ）を祭る
全国２,０００余社の総本山です。

猿田彦神様は
天狗👺の原型？とも言われる神様で
古事記や日本書紀に出てくる神

赤い目と不思議な容貌の持ち主とされ
天孫降臨の時に道案内したことから
道開きの神とも言われています。

猿田彦神＝天狗様としている所も多いですね！

総本社の椿大神社とは
第１１代垂仁（すいにん）天皇が
倭姫命のご神託のよって今の地に
社殿が奉斎されたのが始まりです。

もともとは「道別大神の社」だったのが
「椿」の字をつけるよう言われ
（夢の中で）そうなったようですよ。

猿田彦神様のご神徳は
道開き、事開けいくこと

人々のあらゆる進路決定において
力を発揮されます。

人生の道を切り開いてくれたり
停滞している物事を進めてくれたり
一歩踏み出せない突破口を開いてくれたり…

もちろん、努力もしないで
神様は動いてくれませんよ😆
祈願したなら、人としての努力は必要です！

また猿田彦神様は
芸能の神様でもあります。

えっ、奥様（妻神）の天宇受売命
（あめのうずめのみこと）が芸能の神様じゃん！
って多くに書いてありますが
猿田彦神様も芸能の神様なんです。

いくつもの顔（お面？）を
変えると言われているので
中国の伝統芸能「変面」なんて
朝めし前かも～(笑)😁

芸能に関わる人には
是非とも行って頂きたい神社ですが
我の強い人、傲慢な人は
くれぐれも気をつけてくださいね。

大きな天狗様に伸びた鼻を
へし折られますので🥴

伊勢神宮・内宮の近くにも
猿田彦神社がありますので
お伊勢参りの後に
参拝されるのもいいかもしれませんね。

同じ三重県の一之宮についても
少し書いておきます。

同じ鈴鹿市に、猿田彦を祭るのが
都波岐奈加等神社

もともとは違う神社で
都波岐神社は猿田彦神様
奈加等神社は中筒之男命

この２つの神社は、明治時代に合併したんです。

鳥居の脇に、２つの社号標が
並んでいるって珍しくないですか？

航海や交通安全
目的や方向・方針などの功徳があります。

伊賀市にあるのは敢國神社
少彦名命などを祭る神社で
諸事万端に霊験あらたかで
商売繫盛、五穀豊穣、大漁満足などの功徳あり。

続いて志摩市にあるのが伊雑宮
伊勢内宮の別宮でもあるので
一之宮というよりも
内宮・外宮の次に要の神社

とても強いパワーをお持ちの
神様がいらっしゃるパワースポットです。

そして最後が
鳥羽市にある伊射波神社です。

志摩大明神や加布良古
（かぶらこ）大明神とも呼ばれ
１,５００年以上の歴史ある神社です。

右の地図を見てもわかるように
駐車場から本殿までは、片道１．３km程あり
徒歩で２５～３０分かかるそうです

普段は人気もなく、わずか３坪ほどの広さに
本殿が立っている素朴な感じですが
神気が満ち溢れている所です。

ここは縁結びに強力なご神徳があるので
特に女性の方で、結婚願望が強い人には
不便で大変なところですが
是非とも参拝されることを勧めます。

海にいる神様を拝むつもりで
大きな声で「結婚させてください！」って
祈願すると、きっと聞いてくださるはずですよ！

あなたの幸せを願ってますね🥰

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