西洋占星術
星からの波動が私達に影響を与えています
占星術とは?
占星術の起源はバビロニアといわれ、今のイラク南部のチグリス・ユーフラテス川付近、メソポタミア文明が発祥といわれています。もとは天文学ですが、ここからヨーロッパに渡っていったのが西洋占星術となり、インドに渡ったのがインド占星術。のちに中国(唐)にいったのが、宿曜占星術(宿曜経)といわれています。
西洋占星術は基本的には、10個の天体(惑星)と12の星座、12のハウスから物事を推測していきますが、個人の出生図(ネイタルチャート)は世界に二つとしてない、その人だけの設計図みたいなものです。人が生まれた時に、10個の天体がどこにあるかでその人のパーソナリティが決定されるということは、星からの波動によって運命が形成されるといっても過言ではないでしょう。太陽系惑星には、人間および社会(地球)に大きな影響を及ぼす力があるということですね。
住む場所を変えると運命が変わっていきます
アストロ・カート・グラフィーとリロケーション
アストロカートグラフィーとは、アストロマップと呼ばれているものです。人が生まれた時の太陽および惑星の配置(ネイタルチャート)を、地球の世界地図に投影したものです。自分にとっての良い場所や、運気が上がる場所を知ることができるもので、パワースポット的な所と言われています。人には良い影響を受ける、すなわち、運が良くなるような場所が存在するんです。世界中の至る所に、運を開く可能性の場所を教えてくれるのがアストロマップです。(マップのラインは一生変わることはありません)
太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の太陽系惑星にはそれぞれ4本ずつ計40本のラインが通っており、私達人間にとても影響を及ぼしています。
(他にも星が通っていますが、メインは10個の天体です)
西洋占星術の開運法の一つに、リロケーション技法というものがあります。これは本来生まれた所を、もし他の場所だったら(東京生まれの人が、もしもニューヨークに生まれていたら?)どういう影響を受けていたの?ということを見る技法です。それによって天体が意味する活動場所=ハウスという所が変わるため、その人の運命にも影響を与えるという考え方です。
アストロマップは、このリロケーション技法を見る時にどこが良い場所なのか?すぐに分かるため、とても有意義な地図だと感じています。方位と一緒に見ることで、より一層その人にとって開運場所がわかるということです。